廃墟?

2010年03月04日

佐和山遊園 ( 謎 )





俺が佐和山遊園を探索して謎に思ったこと




最初に

ここ佐和山遊園は 泉 厳 という

老人の手によって建築、増改築などが行われている

という噂なんだけど

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分かりきった事だが

こんなもん独りの人間の手で建てれる訳がない

佐和山城城壁に

こんなのがあった

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建設 巴建設 とある

城などの大掛かりな建造物は

ちゃんとした建設会社によって建てられているっぽい

当たり前の事だけど

泉老人が独りで木材を肩に担いで山の斜面を駆け上がり

独りで棟上をし

超人的な力で建てた訳ではないらしい

当たり前だけどね





でも

金閣寺のとこに

こんなのがあった

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どうやら

未だに何者(泉老人?)かの手によって

改築などが行われているという噂は本当らしい

ここに置いてあった時計も

ちゃんと時刻が合っていた

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そして、ここ

佐和山遊園別館

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ここの玄関の立派な門に

表札があったのだけど

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表札には 『 寓居 XX(氏名) 』 とあった

寓居・・・

普通の人はあんまり使わない語だと思う

寓居(ぐうきょ)と読む



寓居とは

1  一時的に身を寄せること。また、その住まい。仮住まい。仮寓。

  自分の家をへりくだっていう語。



んん?

佐和山遊園の創始者は 泉 厳 という名の老人だと後に知ったが

この表札の名は違う人の名前だった

謎だ・・・



寓居・・・

とりあえず、この佐和山遊園別館に

誰かが住んでるって事は分かったけど

それが泉老人なのかは分からん

表札には別人の名前が刻まれていた

もしかしたら 泉 厳 という名前は芸名みたいなモノで

表札の名前が 泉 厳 さんの本名なのかも知れない

そして

探索当時は

寓居なんて語を読める訳もなく

ここも無人の廃墟みたいな施設だと思って探索していたのだけど

ここの玄関前に近づいたら生花が飾られてあり

室内から警報機の音がビービーと鳴り響いていた

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そして

庭園沿いに建物の内部を窺ってみると

室内には埃を被った座椅子やら座布団、卓袱台、仏壇やらが見えまして

これは住んでないだろ・・・

やっぱりここも廃墟なんだな・・・

と思ってたところに

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ガラス張りの寝室・・・

ちゃんと手入れされている金管楽器が見えた

譜面台もある

横手に洗濯物が干してある

「 これは・・・住んでる 」



ちょっとびっくりしちゃって

足早にこの佐和山遊園別館を離れたのでした




そして

玄関の門を潜る前に

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これはなあに・・・

石材に彫られている人物

着物姿だけど

そんなに古い人物のようには見えない

これはアレか・・・

生前に自分の墓を建てるみたいな

そういうのを

「 寿陵 」 と言うらしいけど

そういうアレか・・・と思い

寄ってみると

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石材には句文みたいなのが彫ってあり

その隅っこに

「 七十四才 」

と彫ってあった

もしかしたらこの彫られている人物が

泉 厳 老人

その人なのかも知れない








これで

佐和山遊園探索記みたいなのは終わりです

やっと終わった

はー・・・

面倒臭かった・・・。

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h2oh2o1147 at 16:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年03月03日

佐和山遊園 ( 11 )






駐車場に戻る途中

まだ探索してない建物を見つけたので

そこを探索してみることに

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佐和山遊園別館と銘打ってある

施設内を窺うと

どうやら

日本庭園みたいな感じになってるらしい


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庭園に美しい像

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これは美しい

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ここに来てからへんな像ばっかり見てきたので

心から美しいと感じた



この像は別注だ




同じような像でも

泉老人の手によって創造されると

こんなになるのだ

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こんな・・・

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こんなな・・・

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こんなな、なー

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非常に残念




入口の門の上に乗ってた

この可愛らしい大黒様も別注

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これで佐和山遊園探索は終了

「 いやあ! いいもの見れた! 」



ここに連れて来てくれたT藻君に感謝しながら

ほっこり顔で駐車場に戻り

車に乗り込んだ

探索は終わった







最後に

ここ佐和山遊園を探索して謎に思った事を

最後の最後、記事にして終わろうと思う

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h2oh2o1147 at 18:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年03月01日

佐和山遊園 ( 9 )




供養塔を見学した後に

広場から下に階段を下りると

またしても最下層の城壁に扉が設置されていたので

入ってみることに



T藻君が扉を押しても開かない

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残念・・・

こちらは施錠されているのか・・・

と思ったが

「 押して駄目なら引いてみろ 」 

ということで

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引いたら開きました





内部はこんな

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2010年02月27日

佐和山遊園 ( 8 )




怖えぇ・・・

怖えぇ・・・

と思いつつ

探索を続けていると

城壁に飾り窓がありまして

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その飾り窓に

デジカメを突っ込んで

内部を撮ってみますと

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内部には展示物が多々あるようで

とても気になった

ここには侵入できんのか?

侵入したいなぁ・・・

と思ってるとこに

扉が設置してありまして

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普通に押したら開きました



内部はこんなだった

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天井には裸電灯

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そして内部には

泉老人作と思われる像が数体飾られていた

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なんとなく泉老人の作風が分かってきた気がする

どの像も顔の造形が残念なんだけど

注目すべき点に

お鼻が 「 おむすび 」 みたいなんだ

かわいらしい







城の中間層?内部を探索し終えて

広場に戻ってみると

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広場中央に立派な大理石パネルが設置されており説明文が記されている

内容は

関ヶ原合戦時、東軍に押された石田一族が

ここ佐和山で無念の死を遂げた

その石田一族の無念を供養する為に

石田一族群霊供養之塔を建てた

というもの






これが石田一族群霊供養之塔らしい

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この供養塔

石材は花崗岩などでなくモルタルで作られている

石灯籠に石田三成の旗印大一大万大吉が手書きで刻まれていた

調べてみると

石田三成の墓と思われるものは京都の大徳寺にあるらしい

これは石田一族の為の供養塔ということらしいが

モルタルで・・・

せめてちゃんとした石材を使ってあげればいいのに・・・

なんだかなぁ・・・

という気持ちになりました。


h2oh2o1147 at 18:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

佐和山遊園 ( 7 )




天守閣を後にして

坂を下りる

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途中

天守閣裏側の斜面にあったのと同じ

四角い棚が左手に並んでいたので

棚の中を覗いて見ると

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これは石田三成の家紋 九曜紋

その九曜紋パネルの横に

番号をふられた煉瓦パネルもあった

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どうやらこの棚

昔は泉老人作画の日本画が飾られていたようだけど

現在は建築資材置き場として使われているようだった

煉瓦パネルに番号がふられているって事は

未だに泉老人の手によって増改築が行われているのかなぁ・・・

と思いつつ

先に進むと




んんっ!

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「 か・わ・い・いーー!」

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可愛らしい熊さんの石膏像が飾ってあったよ

ここの施設と何ら関係の無さそうな熊さんの置物

これは泉老人の遊び心か?

泉老人・・・

不思議な人・・・




ちょっと心が和みつつ

さらに先に進むと

天守閣下に位置する広場に出た

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これは・・・

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これもちょっと様子がおかしい

刀が 「 ふにゃっ 」 としている

これは・・・

この像はもしかして・・・

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やっぱり・・・

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やっぱり石田三成の像だ

それも間違いなく泉老人の手によって作られた像だ

これはあかんだろ・・・

仮にも、あなたが愛して止まない石田三成公だろうが・・・

そこんとこはぐっと耐えて別注にしとくべきだったんじゃないか・・・




「 ほらー! 腕が骨折してるじゃないかー! 」

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あかんだろー・・・

これはあかんだろー・・・

と思いつつ

天守閣の軒下に歩みを進めると




俺 「 ! 」

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・・・・・・。

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危ねえぇぇぇぇぇ!

これはちょっと命が危ない

こんなの頭に降ってきたら大怪我しちゃう

間違いなく流血の事態になる

半分死んでしまうよ

打ち所が悪かったら全部死ぬ。


h2oh2o1147 at 17:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)