山のもの
2009年12月12日
○杉町の大銀杏 巨木で奇木 ( 2 )
奇木の足元には黄色い落ち葉が無数に敷き詰められていた
沢山の葉をつけている時期に訪れたなら
また印象が変わっていたかも知れない
フラッシュで撮ったやつのが雰囲気出た
それにしても
禍々しいとはこのことか
俺は
木のコブって言ったら
まあるい形のコブを想像していた
丸い形状のコブはそれほど珍しくないと思う
そういうのって
丸い石にしても丸い形の木のコブにしても
よく言うじゃない
乳岩だとか乳の木だとか
丸い形 = おっぱい
そういった自然から生まれた丸い形のものを
妊婦さんが触ったり拝んだりすると
乳の出がよくなるって
だけども
この木のコブは
例えるなら老婆の垂れ下がった乳だな
御利益が有るどころか祟られそうな感じだ
そう考えると
可哀相な木
このコブが丸い形だったら
幸せそうな妊婦さんが沢山参拝しに来て
優しく撫でてもらえたのかも知れない
そういえば
この木のコブの先端をマクロモードで接写してたら
絶えず先端から水が滴ってきた
つーことは
もしかしたら
コブの中身は空洞で
根っ子から吸い上げられた水分が滴ってたのかも知れない
つーことは
なんか虫やら啄木鳥みたいな鳥が木の表皮に穴を開けて
木は成長しつつその穴の表面だけは修復したけど
表皮の中に空洞を残してしまっていて
その穴の中に水が溜まって
その水の重みで成長するに従い徐々に表皮が鍾乳石みたいに垂れ下がってきた
そんな感じだと予想してみたけど
なんかの病気かも知れないし
分かりません。
at 21:47|Permalink│
○杉町の大銀杏 巨木で奇木 ( 1 )
11月30日
飯屋のオバチャンに
この先には
大きな銀杏の木があるという
奇妙なコブがあり気持ち悪い木だという
そんな
気になる情報を教えてもらった
オバチャンの話によると
このまま一本道を○杉町方向に直進すれば
少年自然の家? が右手に見えるから
その近くに銀杏の木がありますよ
とのことだった
が
少年自然の家らしき建物を発見し
その周辺を探してみたけど
見つからなかった
もしかしたら聞き間違いだったのかも知れない
と
そのまま右手に目を凝らしながら○杉町のドン突きまで走ったけど
それらしき銀杏の木は見つからなかった
これは・・・・・
もしかしたら発見できず終わるパターンかも知れない
と思いながら
今度は左手に目を凝らしながら
来た道を引き返すと
ちょうど道路端で畑仕事してる人がいたから
銀杏の木のことを尋ねてみた
詳しく訊いてみたら
どうやら
銀杏の木があるのは神社の敷地内らしく
その神社が建ってるのは旧道だ
とのこと
旧道なんて飯屋のオバチャン言ってなかった
教えてもらった通り
旧道に車を停めて数歩のとこに神社発見
神社に近づく程
参道に黄色い落ち葉が多くなる
これか・・・・
確かにでかい木だ
だけども殆ど葉が落ちてしまっていて
これが銀杏の木なのかどうか分からない
おまけに
辺りは薄暗く
巨木を見上げると逆光になってしまい
オバチャンが言ってた
気持ちの悪いコブってのが
この銀杏の木のどこにあるのか分からなかった
きっと
根っ子の辺りとか
表皮の辺りに
人間の頭大くらいの大きさのコブがあるんんだろうな
そんな風に思ってた
薄暗さに目が慣れて
そのコブが目視できるまでは
これはいったいなんなんだ
どうしたらこんなになってしまうんだ
これは・・・・・
コブと言うよりも
鍾乳石のような
呪われてる・・・・・・
この木は・・・・・・
呪われてござる・・・・・・
狛犬越しに奇木を撮影
狛犬 「 何年も前から後ろに禍々しい気配を感じるんだが・・・・気のせいかな・・・・ 」
気のせいじゃないよ・・・・・
お前の後ろは怖ろしいことになってるよ・・・・・
誰が見ても呪いが発動してそうな奇木が聳え立ってるよーーー!
このなんとも気持ちが悪い奇妙なコブを観察していたら
ギンナンを拾いに来てた地元のお婆さんが語りかけてきた
そこの銀杏の木なぁ・・・・
昔、熊が登ったことがあるんだぁ・・・・・
山に木の実が不足した年になぁ・・・・・・
腹を空かせて山から下りてきた熊がなぁ・・・・・・
そこの銀杏の木に登って太い枝を全部折ってしまったんだぁ・・・・・・・
こんな・・・・・
オーバーハングしたような木に熊が登っただと・・・・・・
そんで
高い場所で足場が不安定な状態で太い枝を折っただと
どんだけ運動能力高いんだよ
やっぱり熊は怖えぇ
お婆さんは
神社も立派だからちゃんと見ろ!
みたいな感じに話すから
ちゃんと見学した
確かに立派な神社
彫り物の細工が凄かった。
at 21:15|Permalink│
2009年12月11日
焼きオニギリと気になる木の話
11月30日
荒○渓を見学したあと
一路、○杉町を目指し車を出す
つっても
大○町を目指す目的なんてものはなく
着いたところで
果たしてどうなんだろう?
なんか見るものとかあるんだろうか?
と
運転手のT藻君と会話してたら
飯屋さん発見
民宿を兼ねた飯屋さんみたいだったから
もしかして料理もお高い値段かも・・・・・
と
恐る恐る入店してみると
これはこれは
なかなかいいお店
達磨ストーブが置いあるのがポイント高い
すみませーん
と
店員さんを呼んだが
人の気配がない
カウンターに腰掛けたら
正面に食器棚がありまして
食器棚の上には
招き猫と一緒に
可哀相なタヌキたちが居た
店員さん不在のまま
メニュー表を覗いてみたら
そんなにお高くない
これだったら大丈夫
と
T藻君とホッとしてたら
奥から店員のオバチャンが出てきた
とりあえず
山菜蕎麦と焼きオニギリを注文した
まあ美味しそう
時間も午後3時に近づいていて
腹がペコペコだったから
とても美味く感じた
やっぱり蕎麦だけでは物足りない
焼きオニギリまだかなあ
と思ってたら
囲炉裏で焼かれていた
これは
本気の焼きオニギリだ
うおおおおおおお
美味そおおおぉぉぉおお
本気の焼きオニギリを
うめえ
うめえ
とがっついて
温かいお茶を飲んでたら
オバチャンが会話に混ざってきた
どこから来たの?
これからどこ行くの?
などと訊かれたから
Nata寺のほうから来ました
この先、○杉町まで行くつもりです
○杉町になんか面白いものありますか?
と訊き返すと
-オバチャン-
そうですねえ・・・・・
面白いもの・・・・・・
面白いものねえ・・・・・
・・・・・・
木がありますよ・・・・・・
大きな銀杏の木・・・・・・
-俺・T藻君-
へえ・・・・
大きな銀杏の木ですか・・・・・
( あんまり面白くなさそうだな・・・・・ )
-オバチャン-
ええ・・・・・
大きな銀杏の木でねえ・・・・・・
その銀杏の木・・・・・・
どうしてだか・・・・・
不気味なコブだらけで
気持ちの悪い木でねえ・・・・・
俺・T藻君 「 ! 」
「 オバチャン! 詳しく! 」
at 23:10|Permalink│
荒○峡
11月30日
粟○温泉を後にして
○杉町ってとこに向かった
途中に
案内板があったから
それを見てみると
最初のほうはざっととばして読んだが
最後の行の
この地には 悲恋物語で知られる 保名が淵 の伝説があります
が気になった
自宅に戻ってから調べてみたら
-荒○峡の悲恋物語-
森尚赤瀬聚(しゅう)落資料館長によると
物語は江戸中期から同地区に伝わる。
赤瀬村で奉公する片目の不自由な娘が
越中(富山)から来た薬売りの若者に恋をし
逃げた若者を追いかける道中、荒俣峡の難所で
若者が石を落としたのを若者が転落したのと勘違いして
後を追ったというあらすじ。
なんか
色々と引っ掛かるところがある
娘は片目だけが不自由
全盲ではなかったってことだ
そんで
富山の薬売りの若者に恋をしたのは分かるけど
逃げた若者を追いかけてって・・・・
なんで若者、逃げたんだろう?
若者、ヤリ逃げしちゃったのかな
死に方も
なんか可哀相なのは可哀相だけど
ドジな死に方だ
あんまり感情移入できない
どうやら
川に沿って遊歩道があるみたい
橋のたもとに下りてみた
素晴らしい景色
もっと紅葉が綺麗な時期に訪れたかった
どんぐりひろった。
at 18:20|Permalink│
2009年12月05日
寺はいいよね ( 5 )
土産物屋さんの玄関の天井に
格好いい照明が下がってた
優しい灯り
心が落ち着く
心が落ち着いて
土産物屋さんの仏壇とこが
あまりにも雰囲気が良かったから
おちょきんしたくなった
おちょきんした
土産物屋さんを出て
いよいよ金堂に入る
極彩色
坊さんも吸い込まれていく
残念ながら
堂内は撮影禁止だった
入ってすぐにでっかい十一面千手観音が安置されてて
観音様の頭上天井には
梵字型にLEDが埋め込まれてて
赤・青・黄と点滅しながら色を変えていた
格好よかった
入って右側の別棟に移動
ここにも落ち着く空間が広がっていた
畳みてたら
おちょきんしたくなった
おちょきんした
縁側でも
おちょきんした
やっぱり畳とか縁側って
ほのぼのする
おちょきんしたの何年ぶりだろう
俺のおちょきんは
猫背だから美しくないな。
at 23:59|Permalink│